2022年5月14日 19:10
ムダ毛とニオイは関係あり!? 皮膚科医が答える「汗とニオイ」のリアルな悩み
もうひとつの『アポクリン汗腺』は、ワキの下、乳輪、デリケートゾーンなど特定の部分に位置する汗腺で、ストレスや緊張など精神的な刺激によって発汗します。特に『アポクリン汗腺』が多い箇所からニオイが発生しやすいので、あらかじめ対策するように心がけましょう」
Q1 お出かけなどでは汗をかきたくないけど、サウナやヨガではかきたい。汗をかき始める時期は発汗のメリハリはつけられるものですか?(29歳・保育士)
A コントロールは不可。汗をかいたらケアするのが鉄則。
「先ほどもお伝えしたように、発汗の最も重要な役割は、体温調節です。だからお出かけの際は、風通しが良く、熱中症対策ができる服装を選べば、普段よりは汗をかきにくくなるでしょう。とはいえ、夏は湿度が高くジメジメしているので、服装だけではうまく調節できません」
“汗はかくもの”と心得て、いつかいてもいい状態を作り、ニオイを防ぐためのアフターケアを怠らないようにすること。そのために役立つアイテムとは?
「汗をかいた時はタオルで拭くだけでなく、汗拭きシートや赤ちゃんのお尻拭きなど、菌をさっと取り除ける濡れたシートがあると便利です。
また肌に直接触れるインナーは、汗で濡れやすく乾きにくいので、替えを1枚だけでも持ち歩くと、清潔な肌を保つことができます」