森本萌乃「キャリアチェンジの際にはいつも以上に心身のケアを」 中元日芽香と語る女性の不調
転職活動中は先が見えない不安がありますし、晴れて就職先が決まっても、新しい環境に慣れるまでに時間もかかる。自分を抑圧してしまったりして、うつ病や適応障害になる人も少なくないです。
森本:会社の代表になってからはとにかく元気な心と体が資本。つらいときは迷わず休みますし、それができる環境です。世の中的にも、会社勤めの女性たちがもっと気軽に生理や不調による休暇が取れるようになってほしいですね。一方で若い世代の間では、生理に対する理解が広がってきて、男性が醸し出す生理へのタブー感が少し薄れてきている実感も。
中元:少しずつですが、世の中は変わりつつあるのですね。
森本:働き方の多様化と併せて、休み方や休暇の取得も、多様な価値観が認められていくといいなと思います。
確実に自由度が増しているのは、素敵ですよね。
中元:自分がどんな生き方をしたいかを考えるのはとても重要。生理痛などの体調もそうですし、「人と比べてどうか」で判断するのではなく、「自分がどう感じるのか」を判断基準にしたいですね。
もりもと・もえの(写真・左)1990年、東京都生まれ。広告代理店や外資系企業、スタートアップを経て、2019年に「MISSION ROMANTIC」