湿度だけじゃない!プロが教える肌乾燥の原因とスキンケアのコツ
いよいよ肌が乾燥するシーズンがやってきました。湿度が下がるこの時期は、肌の保湿ケアが欠かせません。すでに加湿器を用意している方も多いかもしれませんね。
実は、近年、乾燥以外にも「寒暖差」が肌トラブルの要因になると言われています。
寒暖差が肌のコンディションにおよぼす影響とケア方法についてご紹介します。
寒暖差が肌乾燥を招く原因
健康的な美肌を作るためのアドバイスに定評のある美容家の岡本静香さんは、「湿度はもちろん気温差によっても肌の調子が大きく左右される」と指摘します。
急激な気温差によって肌の「カスパーゼ14」という成分が減少してしまうと、肌のキメが乱れ、肌自体の持つ天然保湿成分の産生も妨げられてしまうのだそう。
カスパーゼ14は肌のバリア機能にも関係していて、アトピー性皮膚炎の人はこのカスパーゼ14が低い傾向があることも確認されています。
岡本さんは天気予報を必ずチェックして、加湿器の湿度を調整したり、寒暖差を意識したりしているのだとか。
”温めながら保湿”が寒暖差から肌を守るコツ
岡本さんは、スキンケアをするうえで、血流、リンパ液などをめぐらせることを意識して、“温めながら保湿”を心がけているそう。