これまでビューティーフード研究家として、カラダの内側からキレイをつくる食事のご提案をしておりますが、今回は「潤うカラダ」に焦点を絞り、いかに女性らしくエイジングケアの行き届いた素敵な女性になるか、ということを目的とした食生活をご紹介します。
食べたものでつくられているカラダ
私たちのカラダは、食べたものでできていますから、毎日の食事はとても大切です。潤うカラダも、やはり日々の食事でつくり上げられていくものですので、無理なく取り入れられる方法で楽しみながら美味しくいただきたいですよね。
潤うカラダをつくって愛され上手に
カラダづくりは女性としての魅力を引き立たせ、愛され上手へと導いてくれます。見た目の美しさはもちろんですが、女性は内面がとても重要です。
例えば「女性らしいココロ」と聞いてどんな女性を想像しますか?女性らしい精神性は、母なる大地のようなおおらかで器の広いココロです。ですから、イライラしたり、誰かを責め立てたり、気持ちのバランスが激しい女性は潤うカラダをつくることも難しくなってきます。
カラダをつくっているのは、毎日の食事ですから、気持ちのコントロールができる中庸のバランスをと取り戻すことが大切です。
バランスのとれた食事とは
中庸の食事は、基本的な和食です。できればご飯は玄米もしくは分づき米や雑穀米がオススメです。なぜならば、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富だからです。
また、できる限り玄米は浸水をしてGABAを増やしましょう。GABAはリラックス効果があり、ストレスを軽減してくれる役割を持っています。それから、おかずなどは大豆製品やお野菜中心のお料理にしましょう。
動物性食材は、陰陽でいうと、男性の陽性エネルギーが強い食材です。女性らしさを作っていく上では、少しエネルギーが強すぎて、バランスを取るために陰性である甘いものに走りがち。

甘いものは、白砂糖が多く、私たちのカラダの中でカルシウムを欠乏させていきます。そうすると、イライラにつながったり、血糖値のアップダウンを激しくさせてしまうため、疲れやすく精神性も乱れてきます。潤うカラダづくりのためには、お肉は週に1回程度と決めて実践すると結果が早く得られますよ。ぜひ参考になさってみてください。

室谷 真由美
モデル、ビューティーフード研究家