ビューティ情報『【医師に聞く】帯状疱疹は早期発見が鍵!初期症状と治療法~予防法』

【医師に聞く】帯状疱疹は早期発見が鍵!初期症状と治療法~予防法

2018年2月12日 10:00
 

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帯状疱疹かな?|注意すべき初期症状

【医師に聞く】帯状疱疹は早期発見が鍵!初期症状と治療法~予防法


帯状疱疹は放置すると悪化したり後遺症が残ったりするケースがあるので、早めの受診が大切と聞きました。ですが、初期の症状では、汗などでできてしまう一般的な発疹と見極めるのは難しいように思います。帯状疱疹と分かる特徴的な初期症状とはどのようなものですか。

「帯状疱疹の初期症状には、いろいろなものがあるのですが、代表的なものを挙げてみましょう。

■皮膚に痛みや痒みといった違和感が続く
■目や肌がヒリヒリ・チクチクする
■頭痛が続く、ボンヤリする
■赤みや疱疹(ほうしん:水ぶくれのような発疹が集まっている状態)が見られるなど

帯状疱疹は、『早めに抗ウイルス薬を服用する』ことが治療の重要な鍵です。仕事や学業、子育てなどですぐに病院に行くことは難しいかもしれませんが、『今まで感じたことのないような痛み』や『皮膚の違和感』を感じたらなるべく早急に受診するようにしましょう。

また、皮膚をよく観察して、『赤い発疹』や『水ぶくれ』があるようなら帯状疱疹である可能性が非常に高いです。その際、市販の痛み止めなどで痛みを抑えていると、症状が悪化しかねません。初期の段階で治療を受ければ経過も良く、短期間での回復を期待することができ、なおかつ合併症のリスクも少ないので、早めに受診することが大切です」(渡邊先生)

帯状疱疹は何科を受診する?|一般的な治療法

【医師に聞く】帯状疱疹は早期発見が鍵!初期症状と治療法~予防法


先ほどのような症状を感じたとき、まずは何科を受診すれば良いのでしょうか。

「これは、帯状疱疹が発症した場所などで考えていくと良いと思います。まず、皮膚に何かの症状があるときは『皮膚科』で診てもらいましょう。

顔面や耳のまわりに帯状疱疹ができる『ラムゼイ・ハント症候群』という症状に詳しいのは『耳鼻咽喉科』です。ですから『耳のまわり』に症状があるときで、特に『めまい』『耳鳴り』『聞こえにくい』といった症状があるときは『耳鼻咽喉科』をおすすめします。

『鼻背部』や『目の周り』に発疹が出たり、『眼の異物感』がある場合は『眼科』を受診すると良いでしょう」(渡邊先生)
帯状疱疹で医療機関を受診した場合、個人の症状などによって異なるとは思いますが、どのような治療法があるのですか。

「個人の症状や状態などによって異なるので、あくまで一般的な例ということでお話ししますね。

帯状疱疹の治療は『抗ウイルス薬』と『痛みを抑える治療』が基本となります。治療の際は、ウイルスによって神経が傷つけられてしまうことを防ぐために、発疹が出てから『3日以内に抗ウイルス薬の投与』を始めることが肝要です。

1日1回の内服で効果のある『抗ウイルス薬』も2017年より医療承認されています(アメナリーフ)。また痛みの程度に応じて『鎮痛剤』や末梢神経障害に効果のある『ビタミンB12などの疼痛対策』を行います。局所は『抗炎症効果のある外用薬』などを塗布しガーゼ等で保護します」(渡邊先生)

帯状疱疹は再発する?|帯状疱疹の予防法

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帯状疱疹は繰り返す可能性はありますか。また、帯状疱疹を予防するような方法はありますか。

「帯状疱疹が再発することは稀ですが、ウイルスを完全に身体の中から排除することは困難です。そのため『バランスの良い食事を摂る』『質の良い睡眠を心掛ける』『免疫力を低下させない生活をおくる』といったことで予防することが大切です。

また、帯状疱疹のウイルスというのは、実は、子供の頃にかかった『水ぼうそう』のウイルスが、体内で再び活発化することによって引き起こされます。ですから、『水ぼうそうのワクチン』を摂取していれば、水ぼうそうにかかるリスクを大きく下げることができるため、帯状疱疹を引き起こす可能性も低くなります。また、万一にも帯状疱疹を発症しても、ワクチンによって抗体が強化されているため、重症化を防げる可能性があります。

このワクチンは極度に免疫機能に異常のある方や、免疫抑制をきたす治療を受けている方を除く50歳以上の方が受けることができます。有効率は高く全額自費になりますが目安は1万円前後。効果は10年程度とされます」(渡邊先生)

帯状疱疹といっても、発症する場所によって受診すべき病院が違ったり、後遺症などが異なるなど、私たちが注意すべき点を教えていただきました。渡邊先生によると、帯状疱疹は、加齢やストレス、病気などで免疫機能が低下したときに発症しやすいとのことなので、忙しいときなどは特に気をつけて過ごしたいですね。■監修
渡邊 千春 先生
千春皮フ科クリニック院長/皮膚科専門医
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