ビューティ情報『厚生労働省が緊急提言! 麻酔を使った「無痛分娩」について』

2017年6月9日 17:00

厚生労働省が緊急提言! 麻酔を使った「無痛分娩」について

厚生労働省が緊急提言! 麻酔を使った「無痛分娩」について

●メリットとデメリットを知ろう

出産時の痛みを緩和できるという無痛分娩。選択肢の一つとして検討している女性は多いでしょう。しかし最近、無痛分娩で死亡事故が出ているという報道が相次ぎました。「無痛分娩は危険」という印象を受けた人もいるのではないでしょうか。

この機会に、無痛分娩の基礎知識、メリットとデメリットを知っておきましょう。

○そもそも無痛分娩とは?

無痛分娩とは、麻酔薬を使って痛みを和らげながら出産する分娩方法のことで、麻酔医あるいは産科医が行います。

痛みを和らげる方法にはいくつか種類がありますが、現在「硬膜外麻酔」が主流です。硬膜外麻酔による無痛分娩では、妊婦さんの背中から針を刺し、「硬膜外腔」という場所に柔らかい管を入れて、その管から麻酔薬を注入していきます。


硬膜外腔の近くには、子宮や腟、会陰部などの痛みを脳に伝える神経が通っています。硬膜外麻酔をすると、注入された麻酔薬が神経を遮断するため、出産の痛みを抑えることができるのです。「無痛」といっても痛みがまったくないわけではなく、いきめる程度に痛みをコントロールしながら出産を進めていきます。

○メリットは痛みが軽くなること、デメリットは?

無痛分娩の最大のメリットは、出産時の痛みが軽くなることと言えるでしょう。

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