ビューティ情報『乳がん検診におけるマンモグラフィのメリット・デメリットを知る』

2017年10月26日 10:50

乳がん検診におけるマンモグラフィのメリット・デメリットを知る

「微量ながら被爆がある」「乳房を圧迫するため、痛いこともある」などです。

●日本人女性はマンモグラフィでは乳がんを見つけにくい!?
――日本人女性にはデンスブレストの女性が多いと聞いたことがあります。デンスブレストについて詳しく教えてください。

一般的に女性の乳房は、年齢が若い頃には乳腺が発達しており、年齢を重ねるととともに乳腺が脂肪に置き換わっていきます。マンモグラフィで撮影した乳房の構成は「脂肪性」「乳腺散在」「不均一高濃度」「高濃度」の4つに分類されます。乳腺が発達しているほどマンモグラフィでは白く写り、脂肪が多くなると黒く写ります。デンスブレストとは、乳腺が発達して白く写る高濃度乳腺のことです。

マンモグラフィ撮影では乳腺も乳がんも白く写ります。
脂肪性乳房で黒っぽく写っている中に白く写る乳がんを探すのは見つけやすいですが、デンスブレストでは全体が白く写っている乳房の中に白く写る乳がんを探すため、見つけにくいケースがあります。

若い人の方が乳腺が発達している場合が多いですが、乳腺の量には個人差があります。また、アジア人にはデンスブレストが多いと言われています。

――ではデンスブレストの場合、エコー検査をする重要性が増してくるということでしょうか。

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