女性2,000名に月経時の対策を調査! 低用量ピルの利用率が最も高い年代は?
つまり、年齢と低用量ピルの利用率は反比例の関係にあることがわかります。
20代で回答率が最多となったのは、メディアやSNSを通じた情報発信、オンライン診療の規制緩和などにより、スマホなどを使って気軽に相談や処方を受けられるようになったことが影響している可能性がうかがえます。
低用量ピルを服用することで、月経痛や生理不順、PMSなど月経トラブルを軽減させる効果があるため、生活の質を向上させる手段の一つとして選択されているようです。
■子どもの有無
子どもの有無で見ると、「とにかく安静にする」「鎮痛剤を飲む」「ナプキンをこまめに替える」などの項目で差がつき、「子どもなし」の回答率が上回る結果となりました。
子どもがいない場合、比較的自分の時間を確保しやすく、生理中の体のケアに時間をかけやすい傾向があるのかもしれません。また、鎮痛剤に関しては、授乳中の方などは子どもの体への影響に配慮し、服用を控えている可能性がうかがえました。
症状を感じていながらも「何もしていない」という人は「子どもあり」が上回る結果となり、自身の体と向き合うよりも、子育てや家族の予定を優先している人が多いことが推察されました。