産婦人科医に聞いた! “卵子凍結”に対する世の中の誤認と、正すべき点とは?
もちろんメリットはアンケートにあります通り「選択肢が増えること」「自身のキャリア設計が考えやすくなる」ということはありますが、一番重要なのは「その後の妊娠の計画に寄与する」ことだと思っています。卵子凍結をしなければ知り得なかったご自身の情報を得ることはでき海外の論文でもその後の妊娠の計画に卵子凍結が役立っています。」
■本音は「自分自身だったら卵子凍結するかどうかわからない」
「自分自身が当事者だった場合、卵子凍結をすると思いますか?」という質問に対して、「わからない」という回答が最も多く、「はい」「いいえ」は同等の回答数となりました。「わからない」と回答した専門医の理由としては「置かれている状況で異なるため」が挙げられました。
また、「卵子凍結をすると思う」と回答した専門医の理由としては「お金がある場合はキャリアプランを考える上で選択肢に入る」という声が寄せられました。
「卵子凍結はしないと思う」と回答した専門医の理由としては「必ずしも妊娠につながるとは限らず、採卵術が痛いため」という意見がありました。
■十分な情報を踏まえた施行判断とクリニック選びがポイント
卵子凍結を検討する際の情報収集方法として、以下のアドバイスが挙げられました。