2021年10月17日 19:20
パリ発・エタ リーブル ド オランジェから「攻殻機動隊」着想の新作香水「ゴースト イン ザ シェル」
天然原料×バイオテクノロジー原料で作品世界を表現
たとえば、“メタリックな”柑橘系の爽やかさは、天然のユズに新開発のアクエルという香料を合わせることで実現。また、人間の肉体のメタファーにもなっているピーチは、バイオテクノロジー生まれのヘキシルアセテートと絡み合うことで洋ナシの香りへと変化。希少な天然ジャスミン・アブソリュートの香りは、新開発の芳香分子ムギャンによってより強く香るという。
脳を直接インターネットに繋ぎオンラインにする「電脳化」、部分的あるいは全体的に身体をサイボーグ化する「義体化」。現代と変わらぬ社会問題を抱えつつも、限りなく技術が発展した「攻殻機動隊」の世界では、人間と機械の繋がりが限界まで深くなることで、その境目が曖昧となり、作品自体の本質的な問いかけにつながっている。
天然香料とバイオテクノロジー香料。対照的な出自を持つ香料同士を補完させ合うことでその世界観を表現した本商品は、エチエンヌいわく「20世紀という過去からやってきた、香水の未来」。気になる方は、是非直接その香りを体験してみてはいかがだろう。
商品情報
エタ リーブル ド オランジェ「ゴースト イン ザ シェル(攻殻機動隊)」