2017年8月24日 12:00
恥ずかしい!けど食べて、健康に!「食物繊維」と「おなら」の関係って?
食物繊維はお腹にいいと聞くけれど、食物繊維のたくさん入ったものを食べると、おならが出やすくなることってありますよね?食物繊維とおならの関係を知って、うまく美容や健康に生かしましょう。
「おいも」を食べると…
プーっと鳴ったら恥ずかしい。おならは、できることなら、人には聞かれたくないものです。
ところで、食物繊維はお腹にいいと聞くけれど、食物繊維のたくさん入ったものを食べると、おならが出やすくなることってありますよね?
絵本の世界では、「おいも」を食べておならを連発する子供たちが描かれていることもあり、やっぱり、食物繊維を食べると、おならって出やすくなるのでしょうか?
「食物繊維」は「おなら」がでる?!
食物繊維を食べるとおならが出るというのは、実は本当なのです。食物繊維のなかでも、不溶性食物繊維は長くお腹の中にとどまり、ガスを発生させやすい性質があります。このことにより、おならが発生しやすくなるのです。
不溶性食物繊維を多く含むものは、セロリ、ごぼう、さつまいもなどのいも類、大豆や小豆のよう豆類です。不溶性食物繊維は文字通り溶けずに大腸までたどり着き、便通の改善に役立つ働きなどをしてくれますので、お腹に良い作用があるのですが、一方でおならを増やす働きもあるということですね。