2018年3月5日 18:00
“なんとなく”で選ぶのはもう終わり!全成分表示の読み方教えます
例えば、ビタミンC配合の化粧水の購入を考えた時、AとBの化粧水があるとして、以下のように全成分表示が記載されていたとします。
A:水、グリセリン、BG、1,2-ヘキサンジオール……アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンC)、クエン酸、キタンサンガム、パラベン
B:水、グリセリン、アスコルビン酸Na(ビタミンC)、ヒアルロン酸Na、BG……
どちらの化粧水にも「ビタミンC配合」とパッケージには書かれていますが、この場合ですとBの化粧水にはビタミンC(アスコルビン酸Na)が早い段階で記載されているため、高濃度で配合されていることがわかります。
しかし、Aの化粧水には、保湿剤やその他の成分の後に最後の方になって記載されているため、ビタミンC(アスコルビン酸Na)がBの化粧水に比べると少なく配合されていることがわかります。
このように、いくらパッケージには「○○成分配合!」と大きく書いていても、実は配合されている量は微々たるものだったなんてこともあります。なので、パッケージだけに惹かれるのでなく、まずは全成分表示を見てから化粧品の購入をするようにしてくださいね。
また、香料や着色料は最後にまとめて表記することになっています。