ビューティ情報『結局どうやって選ぶの?「肌に優しい」日焼け止めの選び方』

2018年4月25日 08:00

結局どうやって選ぶの?「肌に優しい」日焼け止めの選び方

これからの季節に欠かせない日焼け止め。敏感な肌をお持ちの方は少しでも肌に優しい日焼け止めを選びたいところ。けれども、「肌に優しい」とパッケージに書かれているとはいえ、肌が荒れてしまったなんて経験はありませんか?
「肌に優しい」と書かれているけれど、実際はそんなことがないなんてアイテムも残念ながら存在するのが現実。しかし、自分の目で肌に優しい日焼け止めを選ぶことができるようになったら、キャッチコピーに踊らされることがなく自分に合った肌に優しい日焼け止めを選ぶことができます。
今回は化粧品成分検定1級を取得している筆者が、成分の視点から肌に優しい日焼け止めの選び方をご紹介します。

紫外線吸収剤“不使用”のノンケミカルのもの

目次

・紫外線吸収剤“不使用”のノンケミカルのもの
・ノンナノ・ナノ粒子“不使用”のものを選ぶ
・刺激になりやすい成分のものは避けて!
・肌に優しいおすすめ日焼け止め
日焼け止め
出典:byBirth
まずは簡単に日焼け止めに配合されている紫外線防御成分である、“紫外線吸収剤”と“紫外線散乱剤”についてご紹介します。

紫外線吸収剤:紫外線を別の熱エネルギーなどに化学的に変換して、紫外線を防いでいるメリット
  • 多くの商品に配合されているため、比較的気軽に購入することができる
  • 白浮きやきしみなどがなく使用感が良い
  • 高い紫外線防御力を出すことができる
  • ウォータープルーフの水や汗に強いものを作ることができる
デメリット
  • 肌の上で化学反応を起こしているため、肌が敏感な方には刺激になってしまう可能性もある
  • エネルギーを変換する際分子が壊れやすいため、塗りなおしが必須
代表的な紫外線吸収剤
  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • オキシベンゾン
紫外線散乱剤:ノンケミカル処方と呼ばれていて、肌の上に1枚ベールをのせるイメージで物理的に紫外線を反射するメリット
  • 刺激が少ないので肌が敏感な方でも使うことができる
  • 石鹸で落とすことができるものが多い
デメリット
  • 代表的な散乱剤である“酸化亜鉛”は、金属アレルギーをお持ちの方は注意が必要
  • 白浮きやきしみなど使用感にはやや難あり
代表的な紫外線散乱剤
  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛
このように紫外線吸収剤・散乱剤には特徴があります。

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