前回、日本でも健康な食事法の1つとなっている「グルテンフリー」に関してお話ししましたが、今回は、「グルテンフリー」を食事療法として摂りいれることによっておこるメリット、デメリットや摂りいれ方についてお話しします。
■「グルテンフリー」のメリット
「グルテンフリー」を食事療法として摂りいれることによって、メリットになるのは、主に下記になります。
〇アレルギーを引き起こす可能性がなくなる
〇腸内環境の低下が起こる可能性が減少する
〇血糖値があがりにくくする
〇糖化の原因を防ぐ
〇食欲促進物質の摂取が減少する
〇身体が炎症を引き起こしにくくする
上記の理由から、グルテンフリーを食事療法として摂りいれる方が多くなっています。
〇アレルギーを引き起こす可能性がなくなる
元々「グルテンフリー」が食事療法になったのは、「グルテン」に対してのアレルギーがある方、「セリアック症候群」というアレルギーを持っている人がいるということではじまりました。
「セリアック症候群」は、小麦、大麦、ライムギなどに含まれるタンパク質「グルテン」に対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患のひとつです。
「セリアック症候群」