小さな頃、ご飯を食べたらすぐに歯磨きをするよう言われた経験ありませんか?“すぐに磨かないと忘れてそのまま寝てしまう”、“虫歯にならないため”親の子を思う気持ちですよね。
しかし、実は食後すぐに歯を磨くのはあまりよくない習慣と言われているのです。
なぜ、食後すぐに歯を磨くのがよくないのか?すぐに磨くのが良くないのであれば、いったいいつ磨くのがいいのでしょうか?
出典:byBirthなぜ食後すぐに歯を磨くのがよくないの?
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食事をした後は食べ物に含まれる糖分や、酸性の食べ物などに細菌が反応して酸を作り、口の中は一時的に酸性の状態になります。そして酸性になった口の中では、歯の表面のエナメル質と呼ばれるものが一時的に柔らかくなっています。
そのやわらかい状態で歯磨きをすると、歯ブラシで擦られることによりエナメル質が傷ついてしまうのです。
エナメル質とは?
今皆さんの歯の表面にある目に見えているツルツルしている部分が、エナメル質と呼ばれている部分です。
エナメル質は、歯全体的をコーティングして守り、白い歯に色がついて黄ばんでしまうのを防いだり、虫歯になるのを防ぐ役割があります。