そのため、日本人にとって、塩はとても身近であり、無意識に多く摂取していることがよくあります。
では食事の中で塩を摂りすぎないためには、何をすれば良いのでしょうか?
◆塩分の多い食品を把握しましょう
麺類や汁物、肉や魚の加工品、漬物などに多く含まれています。
<塩分>
- カップ麺1人前:5.5g
- きつねうどん1人前:5.3g
- にぎり寿司(醤油込み):5.0g
- 天丼1人前:4.1g
- 塩鮭:3.5g
- カレーライス1人前:3.3g
- 梅干し1個:2.0g
- ハム3枚:2.0g
- みそ汁1杯:1.5g
- たくあん2切れ:1.5g
- アジの開き:1.2g
◎麺類は汁を残す
◎汁物は具沢山にして汁の量を少なくし、1日1杯までにする
◎漬物や加工品はできるだけ摂取を控える
◆カリウムを摂取することを心掛けましょう
カリウムには塩分を体外に排出する働きがあります。野菜や海藻類に多く含まれているので、積極的に摂取しましょう。
調理段階で流出しやすいので、生で食べられるものはなるべく加熱せずに摂取しましょう。
※野菜や海藻類には、食物繊維も豊富に含まれています。
<ダイエットにおける食物繊維の利点>
- 腸内で水に溶けて、ぬるぬるとした粘性をもち、コレステロールや糖質の腸内からの吸収を妨げる
- 胃腸内をゆっくり移動するので、満腹感が長続きする
- 血糖値の急激な上昇を防ぐ
- 便のかさを増やして便通を促進する
◆うま味を活用しましょう
かつお節や昆布、煮干し、干ししいたけなどから出汁をとり使用します。