そのため、就寝時には消化活動が終わっている3時間前に食事を終えていることが理想です。仕事の終了時間が遅く、夜ご飯がどうしても寝る直前にしか摂れないという方は、消化の良いものを少量摂るだけにとどめるのがベスト。
ぬるめのお湯でゆっくり入浴
入眠をスムーズに行い、良質な睡眠を得るためには、体の奥の体温である深部体温を下げる必要があります。それは、眠気は体温が下がるときに生じるからです。
そこで有効なのが入浴です。体温は一度高くすると冷えやすいという特徴を利用します。入浴は寝たい時間の90分前に済ませます。それは90分ほどで深部体温が下がって、睡眠の質が良くなるからです。
また入浴する際に気を付けたいのが、お湯の温度です。熱めのお湯に長く入ると体の覚醒を促してしまううえに、体の負担にもなるおそれがあります。そのため、38℃ほどのぬるめのお湯に入り、深部体温を上げましょう。時間をかけて体温を上げることで緊張をほどき、リラックスすることができます。
寝るときはパジャマを着用
寝るとき、ジャージやTシャツを着用して寝ている方は多いのではないでしょうか?しかし化学繊維の含まれている衣服は、吸湿性・吸水性が落ちるため寝るときにはあまり向いていません。