【食生活のポイント】
出典:byBirthたんぱく質を摂る
たんぱく質が筋肉や脳、臓器などの体を作る材料であることはよく知られていますが、その他にも、ストレスに対抗するのに必要なホルモンや、神経伝達物質の材料にもなります。
また、たんぱく質の摂取は、神経の働きを改善して精神的な安定に役立つ上に、免疫機能の向上や疲労回復にも効果が期待できます。
→たんぱく質を多く含む食品:肉類・魚類・卵・大豆製品・乳製品など。
疲労回復に効果的なビタミンB群を摂る
エネルギー産生に必要な栄養素で、不足すると疲労物質が蓄積しやすくなると言われています。
ビタミンB1
糖質の代謝を促す働きがあります。そのため、ビタミンB1の不足は、エネルギー不足につながるので疲れが生じやすくなってしまいます。
→ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉やレバー、豆類です。日本人の主食はご飯ですが、多くの方が食べているのが、精白米で、ビタミンB1が豊富なヌカを大部分取り除いています。
そのため、精白されていない、玄米を使うことや、麦ごはんにすることもおすすめです。
ビタミンB2
脂質の代謝を促進する働きがあります。ビタミンB2の不足は、ビタミンB1と同様に疲れや倦怠感を招くおそれがあります。