ダイエット中は、あぶらを控えた食事をする方が多いですね。全てのあぶらを控えた食事が、はたしてダイエットに良いのでしょうか?
あぶらの種類と働きについてご紹介します。
ダイエット中にあぶらを控える方は多いのではないでしょうか?たしかに、あぶらはエネルギーが高いので、摂り過ぎることはダイエットに良くないですね。
ただ、あぶらは体の組成成分で、細胞膜やホルモンも脂質によってできています。そのため、全くあぶらを摂らない食生活をしてしまうと、肌や髪がかさかさになり、女性としての美しさが失われてしまうリスクがあります。
また、エネルギーが高い分、腹持ちが良いので、食べ過ぎの防止にもなり、摂り過ぎなければ、むしろダイエットの味方にもなる場合があるのです。
あぶらの種類と働きについてご紹介します。
出典:byBirthあぶらの種類
あぶらは大きく分けると、「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」の二つに分けられます。
不飽和脂肪酸は常温で液体で、植物のあぶらに多いです。動物性でも、青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は、常温で液体であり、不飽和脂肪酸です。
一方、飽和脂肪酸は常温で固体のものが多く、動物性のあぶらに多く含まれるものですが、植物性のあぶらでは、常温で固まるココナッツオイルなどに多く含まれます。