2019年9月23日 12:00
管理栄養士が解説!結局、イソフラボンは1日どれくらい摂れば良いの!?
女性ホルモンと似たはたらきをすることから、更年期の不調に効果があるといわれているイソフラボン。近年、イソフラボンを摂取する人は増えていますが、上限値はあるの?と気にする人も多いようです。
イソフラボンのはたらきや、1日の摂取量についてご紹介します。
「イソフラボンは摂りすぎ注意」といわれるようになった経緯とは?
出典:byBirth
イソフラボンは女性ホルモンに似たはたらきをもち、骨粗鬆症予防などの効果があるといわれています。
しかし近年、「摂り過ぎはNG」と見かけることが増えました。一体、何があったのでしょうか?
特定保健用食品の認可
2006年、大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の認可について、安全性が問われたことがきっかけと考えられています。それまでイソフラボンの上限値は明確にされていませんでしたが、上限値が設定されたのです。
上限値が設定されたということで、「摂り過ぎたらダメ」という認識になったと考えられます。
イソフラボンの1日の上限値
出典:byBirth
1日の上限値
1日の摂取量の上限は、70~75mgとされています。(※胎児・乳幼児・小児・妊婦は除く)
また、特定保健用食品を食事にプラスする場合、+30mgまで、とされ、閉経後の男女についてはデータがないため30mgとされています。