【はちみつ】がもたらす美しさの秘訣。美容・健康に良いとされる理由

はちみつはどうやってつくられる？出典：byBirth
私たちが普段口にしたり、化粧品として使われている「はちみつ」は、ミツバチによってつくられています。ミツバチは自分たちの保存食として、また子どもたちに与えるためにはちみつをつくります。

ミツバチは、花から花を回って花の蜜を集めます。最終的に花の蜜を巣に持ち帰り貯蔵しますが、その巣に帰るまでの段階でミツバチは体内で蜜を分解していきます。

花の蜜を吸い込んだミツバチは、体内に含まれる酵素と唾液で分解していきます。その過程で成分が変化しますが、巣に戻った時点での水分量は70％で、まだはちみつとはいえません。巣で働いているミツバチに口移しで渡し、羽を羽ばたかせることで徐々に水分を飛ばしていきます。最終的に水分量約20％、糖分約70％になることで、あのとろみのあるはちみつが出来上がるのです。

1匹のミツバチが一生でつくるはちみつは、ティースプーン1杯ほどといわれています。そのおかげで私たちは「はちみつ」を食べたり、他の方法で取り入れることができるのですね。

養蜂家と呼ばれる人たちはミツバチを飼育して花の蜜を集め、はちみつを採取します。はちみつの他にも、美容に良いとされる蜜蝋（みつろう）