2020年8月12日 16:00
「お腹」と「下半身」を一気に引き締める!一石二鳥エクササイズ
骨盤下部が開いた状態というのは、恥骨と坐骨が外に向かって開いた状態なので、腹直筋、内・外腹斜筋、腹横筋から成る「腹筋群」と、内ももの筋肉である「股関節内転筋群」、そしてお尻の筋肉である「大殿筋」などといった筋力が弱くなっている状態と考えられます。
そのため開いた骨盤を改善するには、腹筋群、股関節内転筋群、大殿筋を強化するエクササイズが有効と思われます。
この3つの筋肉を一気に強化できるエクササイズがあります!それが「スタンディング・ドローイン」というエクササイズです。
「骨盤の開き」を改善する「スタンディング・ドローイン」
出典:byBirth
立位の体勢から、左右のかかとをつけて、つま先をできるだけ大きく外に開きます(写真左)。左右の内ももを閉じたまま、肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お腹を凹ませた状態を30秒間キープします(写真右)。合間に30秒~1分程度の休憩を入れながら、3セット行いましょう。
ポイント
このエクササイズを効果的に行うために、押さえておきたいポイントが2つあります。
1つは、つま先をできるだけ大きく外に開いた状態で内ももを閉じるようにすることです。
そうすることで、股関節内転筋群だけでなく、大殿筋に効かせることができます。