「夏疲れ」が起こる原因
そもそも夏疲れはどのようにして起こるのでしょうか。
夏疲れの主な原因として、自律神経の乱れが挙げられます。「自律神経」とは末梢神経の1つで、交感神経と副交感神経から成り、消化や体温調節など生命活動維持のためのコントロールをする働きを持ちます。
交感神経と副交感神経は、電気に例えるとONとOFFのようなものです。運動時のような体が活動している時は交感神経が、逆に就寝時のような体を休めている時には副交感神経が優位に働きます。「自律神経が乱れる」とは、交感神経と副交感神経のバランスが乱れた状態で、交感神経が優位になっている状態です。
冷房でキンキンに冷え切った室内と、うだるような暑さの屋外とでは、温度差が非常に大きくなります。この激しい温度差によって自律神経のバランスが乱れてしまい、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなってしまうために、スムーズな体温調節ができなくなってしまいます。
その結果、倦怠感や食欲不振などといった「夏疲れ」をもたらすと考えられるのです。
出典:byBirth「夏疲れ」を解消させる3つの方法
それでは夏疲れを解消させる方法についてお伝えしていきましょう。