2020年9月6日 16:00
「下半身痩せエクササイズ」の効果が感じられない場合に行っておきたい股関節ストレッチ
これらの筋肉の緊張が強すぎて、「外側に開く」という働きが制限されてしまっているものと思われます。
そのため、まずは股関節内転筋群と内旋筋群の過度な緊張を静的ストレッチで緩め、次に動的ストレッチで股関節を外に捻る動きと開く動きを高めていくようにします。
(1)股関節内転・内旋筋群への静的ストレッチ
出典:byBirth
両脚を出来るだけ大きく開き、つま先を天井に向けるようにします。胸を張って骨盤を立てたまま上体を前傾させていくと、内ももにある股関節内転筋群と内旋筋群がストレッチされます。内ももの筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けるようにします。そうすることで股関節内転・内旋筋群の緊張を緩めることができます。
このストレッチを行う際、背中が丸まらないように注意しましょう。背中を丸めてしまうと骨盤が後傾し、内ももの筋肉へのストレッチ効果が激減してしまうからです。
そのため、胸を張り骨盤を立てるようにします。
ストレッチ中は呼吸が止まらないように、自然な呼吸を心がけるようにしましょう。
(2)股関節外旋方向への動きを高める動的ストレッチ
出典:byBirth
上の写真のように開脚状態で、内側から外側へ股関節を捻る動作を10回繰り返していきます。