2020年12月7日 20:00
充実したバスタイムを!『入浴剤』の種類ごとに得られる美容効果とは?
無機塩類系
無機塩類系の入浴剤は、豊富なミネラルを含んでいるのが特徴です。このミネラルが、皮膚表面のタンパク質と合わさることで身体にベール(保護膜)を作ります。このベールが保温効果を高めることで、身体を芯から温めることができ、冷えを解消してくれます。
また、発汗作用により血流が促され、新陳代謝が高まるので、肌の生まれ変わりもスムーズになり、乾燥やニキビによる肌荒れをやわらげてくれます。
炭酸ガス系
シュワシュワと泡立ちながら炭酸ガスがお湯に溶けていくのが特徴です。この炭酸ガスが、皮膚から吸収されることで血管を拡げ、血流を促し、冷えを解消します。
また、炭酸ガス系の入浴剤には、体内の老廃物を取り除くデトックス効果もあるので、疲れた肌にも明るさをもたらしてくれます。
薬用植物系(生薬系)
生薬やハーブの香りは、嗅ぐことで高いリラクセーション効果を得ることができます。
生薬の中でも「トウキ」や「センキュウ」には血行を促す効果、「チンピ」には肌荒れや湿疹をやわらげる効果が期待できます。
酵素系
酵素系の入浴剤は、無機塩類系にタンパク質分解酵素を配合したもので、余分な角質を除去するピーリング効果が期待できます。