2020年12月16日 10:00
「カラダが柔らかいからストレッチは不要」は大間違い!カラダが柔らかい人が陥ってしまう“落とし穴”
「カラダが柔らかい人」こそ腰痛などが起こりやすい!?
それではなぜ「カラダが柔らかいからストレッチはしなくても大丈夫!」という考えは間違いと言えるのでしょうか。
その理由は、あらゆる身体動作のうちの、一部の動作で「カラダが柔らかい」と判断しているにすぎないからです。「カラダが柔らかい」と思い込んでいる人ほど、実は柔軟性の前後差や左右差が大きく、バランスを崩していることが多いのです。
例えば「カラダが床にピターっと付くぐらい大きく開脚できる」という場合、確かに内ももの筋肉である股関節内転筋群の柔軟性が高いと言えます。しかし、その拮抗筋となる外ももの筋肉である「股関節外転筋群」も柔軟性が高いかというと、そうではない場合がほとんどです。
このように柔軟性で前後差や左右差があると、骨格に歪みをもたらしてしまい、腰痛が起こりやすいだけでなく、「肉離れ」などといった運動中の思わぬケガを招いてしまう可能性があるのです。
出典:byBirthどこでも簡単にできる「2つの柔軟性バランスチェック」
それでは、実際に前後左右の柔軟性バランスをチェックしてみましょう。ここでは、どこでもできて、誰でもできるチェックを2つ行います。