その状態でタンパク質だけを摂っても、タンパク質は筋肉作りの材料として使われずに、足りなくなったエネルギーを補給する目的で使われてしまうのです。
確かに糖質は摂り過ぎると「中性脂肪」というかたちで脂肪細胞に蓄積されてしまいます。しかし、あくまでも摂り過ぎた場合です。
筋肉を作るには、タンパク質だけでなく糖質も必要であることを頭に入れておくようにしましょう。
4:BCAAを補給すること
筋肉量を落とさずに体脂肪を減らしたい場合、有酸素運動を行う際、BCAAを摂るというのも一つの方法です。
BCAAとは「分岐鎖アミノ酸」のことで、必須アミノ酸である「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の3つから成ります。
BCAAには筋タンパク質分解を抑制する働きがあることから、有酸素運動による筋肉量減少を防ぐ効果が期待できると言えます。BCAAは摂取してから30分後に血中濃度がピークに到達するので、有酸素運動に入る30分前と有酸素運動中にかけて摂るとよいでしょう。
BCAAはドラッグストアで手軽に手に入れることができます。
出典:byBirth「体脂肪を減らそう!」という意識が強すぎると筋肉量も減らしてしまう!?
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今回は筋肉量を落とさずに体脂肪量を減らす方法についてお伝えしました。