2022年1月21日 20:00
“ホリスティックビューティー”を目指そう!自分の心身と向き合うスキンケアでキレイを育む
表皮
目で見て、手で触れられる皮膚の表面のことで、厚さは0.03~0.05mm程度です。上から順に角層・顆粒層・有棘層(ゆうきょくそう)・基底層の4層からなっています。
基底層で生まれた新しい細胞が、少しずつ姿を変えながら角層へ移動。角層細胞になり、最後は古い角質(垢)として肌の外に排出されます。このプロセスが、スキンケアでおなじみのターンオーバーです。
角層内では細胞が規則正しく並び、その隙間を細胞間脂質が埋めています。この構造が肌内部の水分蒸散を防ぎ、同時に、紫外線や外気の乾燥、ちりやほこり、雑菌などの刺激から肌を守るバリア機能として働きます。
角層のうるおいが守られると、ターンオーバーが整い、バリア機能が高まります。
すると、きめ細かでふっくら、ツヤと弾力がある肌に。だからこそ、毎日のスキンケアで保湿ケアが大切になるのです。
真皮
表皮の下にある真皮は、肌のハリと弾力を保つのにかかせません。エラスチンによって結合しているコラーゲン線維が網目状に張り巡らされ、その隙間をヒアルロン酸などのゼリー物質が埋めています。
なお、化粧品が浸透するのは角層までです。したがって、化粧品で真皮の成分を補うことはできません。