ちなみに摂取カロリーは、〈標準体重 × 身体活動量〉で求めることができます。標準体重は〈身長(m)× 身長(m)× 22〉で求められます。
身体活動量は、デスクワークなど座り仕事が多い人であれば25~30、立ち仕事が多い人であれば30~35、力仕事など重労働が多い人となると35以上となります。
出典:byBirth
3:よく噛んで食べること
誰でも簡単にできる食べ過ぎを防ぎ脂肪の蓄積を防ぐ方法が、「よく噛んで食べること」です。よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激することができ、満腹感が得られやすくなります。また、消化活動が活発になるので、食べたモノが消化・吸収される際に使われるエネルギーである「食事誘発性熱産生」によるエネルギー消費量を高めることができます。
更に、よく噛んで食べることで血糖値の急激な上昇を抑えることができるので、インスリンの過剰分泌を防ぐことができます。
では、具体的にどの程度噛めばよいのかというと、一口に30回を目安に噛むとよいと言われています。
食物繊維の多い食べ物を摂るようにしたり、一口毎にお箸を置くようにしたりと、よく噛んで食べるための工夫をするとよいでしょう。