有酸素運動で脂肪が燃焼するメカニズム
有酸素運動は脂肪をエネルギーとして使う運動なので、体脂肪を減らす運動として有効です。
では、どのようにして脂肪が燃焼されるのか、そのメカニズムについて簡単に触れておきましょう。
まず運動を始めると交感神経が優位に働くようになり、「カテコールアミン」というホルモンが分泌されるようになります。すると脂肪分解酵素である「リパーゼ」が活性化されるようになり、脂肪細胞に含まれている「中性脂肪」が「遊離脂肪酸」と「グリセロール」とに分解されます。
遊離脂肪酸は血液中に放出されて、全身の筋肉へ運搬されます。筋肉に運ばれた遊離脂肪酸は、その中の「ミトコンドリア」というところに入って完全に酸化し、大きなエネルギーを放出すると言われています。
これが有酸素運動で脂肪が燃焼するメカニズムです。
出典:byBirthなぜ有酸素運動で脂肪がエネルギーとして使われるのか?
先ほど「有酸素運動は脂肪をエネルギーとして使う運動」とお伝えしましたが、それではなぜ有酸素運動で脂肪がエネルギーとして使われるのでしょうか。
その理由は、脂肪を燃焼させるには大量の酸素が必要となるからです。