おりものには、膣内にバイ菌などが侵入するのを防ぐ優秀なガードマンとしての働きもあります。また、おりものの色でからだの状態を知ることができます。例えば、ピンクのおりものは子宮体がん、子宮頸がん、子宮頸管ポリープなどのサインでもあるのです。
ピンクのおりもの、不正出血をチェック
通常のおりものは、卵の白身のような乳白色か透明です。それ以外の場合は、何らかの病気を疑う必要があります。茶色やピンク色のおりもの場合は、同時に不正出血をしていないか、からだの状態をチェックしてみましょう。
不正出血をしているときは、子宮体がんや子宮頸がんなどの疑いがあります。また子宮頸管ポリープ、子宮筋腫、子宮頸管炎などの病気が原因の場合もあります。
女性特有のがんの可能性も、早めの検査を
ストレスや過労、乱れた食生活、喫煙などが積み重なると、体内環境も悪化。人によっては早い年代で女性特有のがんにかかるリスクもあります。
不正出血が見られる、ピンク色のおりものが出ると、これらの背後にがんなどの病気が隠されている危険性もあります。早期発見・早期治療により、回復は十分に見込めます。異常に気がついたら、1日でも早いケアを行いましょう。