2018年10月11日 12:30
自律神経のバランスを整えて疲れを癒す「丹田呼吸法」
秋の訪れを感じる季節になりましたが、寒暖差やストレス、生活リズムの乱れなどにより、自律神経のバランスが崩れると心身共に疲れを感じやすくなります。
自律神経と呼吸の関係
自律神経系はホメオタシス(恒常性)維持の為、意志とは関係なく常に働いています。主に内臓や皮膚に分布し、心臓、消化器、血管、汗腺などの働きを調整し、2つの相反する作用を持つ交感神経と副交感神経があります。
交感神経は身体を活発に働かせ、副交感神経は睡眠や休養時に働き、この2つはバランスをとりあっています。自律神経の不調は、この二つの神経系のバランスがとれなくなった時に、疲れる、良く眠れない、汗をかきやすくなるなどの症状が現れます。
現代社会はストレスを感じやすく、交感神経が活発になりがちです。副交感神経の働きを優位にし、ストレスを開放し、自律神経のバランスを整えましょう。
呼吸と生活リズムを整える事は、自らを整えるだけでなく、周り(自然)と調和する事に繫がります。
ゆったりとした呼吸、動作、自然と調和した生活リズムを心がけると、肉体的な疲れやイライラなど精神的な疲れが軽減されます。
現代人は、呼吸が浅くて速いと言われています。