2016年5月16日 12:43
「疲れた時は甘いもの」では疲れはとれない!?5月疲れを解消する食事法
意識して食べる習慣を
小麦粉には、必須アミノ酸のリジンが不足しています。パンを食べてもお腹が空くのは、リジンが不足しているからとされます。パンなど小麦製品を食べ過ぎる方は、肉、魚、大豆製品、乳製品と合わせると良いでしょう。また、米に含まれるリジンも少ないので、これらで補う必要あります。特に味噌には、神経系の健康を維持するビタミンB₁₂が含まれているので、意識的に組み合わせましょう。
緑黄色野菜や貝類、青背の魚、豚肉、レバーなどにもビタミンB群が豊富に含まれています。
特に緑黄色野菜には、美肌やストレス解消に役立つビタミンCが豊富で、緑色野菜や苦味を含む山菜には、神経機能を落ち着かせる働きがあります。その他、柑橘類、梅などの有機酸は体内の疲労物質の代謝を促すので、合わせて取り入れましょう。
春野菜や山菜、あさり、カツオなどが美味しい季節です。旬の食材は理にかなった働きをしますので、疲れを溜めないように意識的に食べましょう。
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