産休をとったお母さんの収入を補てんしてくれる出産手当金とは

2017年5月20日 08:10
 



出産手当金は産休をとったお母さんにための制度です。より多くのことを知っていただけるよう、制度についてまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

産休中の収入が保障される!出産手当金とはどういう制度なの?

会社に勤めていたお母さんは、赤ちゃんを出産するために出産前後に産休をとることが認められています。しかし、この産休中は給与の支給がない場合が多く、収入が急に途絶えてしまうかたちとなってしまいます。そこで、基本的には出産後も同じ会社で勤務を続けることを条件に、産休中の生活をサポートする目的で、加入している健康保険より受けることができる手当のことを出産手当金と言います。

出産手当金を受けることができる対象者とは?

出産手当金を受け取ることができる対象者は、健康保険に加入している被保険者本人のみとなります。たとえば、健康保険に加入をしていてもご主人の扶養となっている場合は、対象者として認められません。また、会社を休んだ理由が出産であり、産休中に会社から給与を受け取っていないことが条件となります。

もしも、つわりなどで会社を休み傷病手当を受給した場合は、傷病手当金が出産手当金よりも多い場合に限り、その差額が支給されることとなります。また、勤務していた会社を退職して資格を喪失していた場合であっても、退職日までに1年以上健康保険に加入していることと、資格喪失時にすでに出産手当金を受給しているか受給できる条件を満たしていた場合は、支給を受けることができます。

ドクターによる証明が必要!出産手当金を受給するまでの手続きについて

受給資格の確認を行なう
まず、勤務先の会社に受給資格があるかどうかの確認を行ないます。あたり前のことですが、受給資格がない場合は出産手当金を受け取ることができません。

健康保険出産手当金支給申請書を受け取る
勤務先より健康保険出産手当金支給申請書を受け取ります。産休に入る前に事前に受け取ることができる場合もあります。その際、提出先の確認と、提出は郵送でも構わないかどうかを確認しておくといいでしょう。

ドクターに申請書への記入を依頼する
出産する病院のドクターに必要事項の記入を依頼します。病院によっては、文書料を千円ほど請求される場合があります。健康保険出産手当支給申請書を提出する
産休が明けたら、健康保険出産手当金支給申請書を決められた窓口に提出します。提出先は、勤務先の人事課の健康保険を担当している人か、全国健康保険協会(協会けんぽ)や健康保険組合となります。

振り込みを確認する
特に問題がない場合は、申請後2週間〜2か月ほどで出産手当金が振り込まれる流れになっています。

標準報酬月額で決まる出産手当金の支給額

出産手当金で支給される額は、日給の3分の2の額に対象の期間をかけた金額となります。この日給とは、支給開始日の以前12か月間の各標準報酬月額を平均した額を30日で割った金額が日給となります。ちなみにこの出産手当金の対象の期間とは、産休の日数のことで、出産予定日(または、予定日を過ぎて出産した日)の42日前から出産翌日より56日目までの期間のことを言います。ただし多胎妊娠であった場合は期間が延長され、出産予定日の98日前が対象期間の開始日であるとみなされます。

たとえば、標準報酬月額の平均額が30万円であるお母さんが98日間の産休をとった場合は、日額は30万円÷30日で1万円となり、出産手当金はこの日額1万円の3分の2の額に98日をかけた65万3千円ほどとなります。申請は産休に入って2年以内にしなければなりませんので、忘れずに行なうようにしましょう。

出産手当金に関する問い合わせや相談先は?

出産手当金の申請を行なう際などに何かわからないことがある場合は、健康保険出産手当金支給申請書の提出先でもある、勤務先の人事課の健康保険を担当者または、全国健康保険協会(協会けんぽ)、健康保険組合に問い合わせるようにしましょう。

記事監修:スキンケア大学編集部

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