2018年9月12日 16:00
80歳からでも成長はできる!“脳を老化させない4つの習慣”
【2】伝達系
コミュニケーションを通じて意思疎通を行う。
【3】運動系
体を動かすこと全般に関係。
【4】感情系
喜怒哀楽などを感じ、表現する。「感覚系」を通じて活性化する。
【5】理解系
目や耳を通じて得た情報を理解する。
【6】聴覚系
言葉や音を脳に集積させる。
【7】視覚系
映像や画像、文章を脳に集積させる。
【8】記憶系
ものを覚えたり、思い出したりする。
「体を動かすことが好きな人は運動系が鍛えられ、楽器演奏が得意な人は聴覚系脳番地が育つ。逆に苦手なものやふだん使わない脳番地は未熟なままで年々衰えていく。ですから、これをバランスよく刺激することで、認知症を遠ざけることができるのです」
そこで「脳を老化させない習慣」について、加藤先生に解説してもらった。
■新しいことに挑戦する
「初めてのことに挑戦したいという前向きな考え方は、脳全体を活性化させますし、脳のマンネリ化を防ぎます。歯磨きを利き手と逆でやったり、自分では作らないようなB級グルメを楽しんだりするだけでも脳は元気になるのです。聴覚系と伝達系を鍛えるカラオケですが、いつも十八番ばかりの人は要注意。新しい持ち歌を増やして、記憶系や感情系、伝達系の強化をはかりましょう」