2018年9月12日 16:00
80歳からでも成長はできる!“脳を老化させない4つの習慣”
■家事を楽しむ
掃除、洗濯、料理など、家事は最強の脳トレ。ただし漫然とやっていては効果が半減するという。
「ロボット掃除機は便利だと思いますが、せっかくの脳トレの機会を逃してしまうことになりますね。雑巾がけやホウキでの掃除は運動系を鍛えるだけでなく理解系を伸ばします。またリビングは10分、寝室は5分、と細かく掃除の時間を区切ることで、記憶系も元気になるでしょう。スーパーに行く際には、事前に買い物リストを作りましょう。1つの食材で3つのメニューを考えてみたりすることでも、思考系が活発に働きます。また料理の途中で3回以上味見をしてみてください。
味見は過去の記憶を脳から引き出して比較する行為ですから、記憶系や思考系を鍛えることができます」
■人とふれあう
社会的に孤立すると脳は劣化していく。人とのコミュニケーションが脳の成長につながるという。
「ご近所のお友達と“井戸端会議”をすることでも、聴覚系、視覚系、伝達系など複数の脳機能を使うことになります。趣味や習い事でも、社会とのかかわりが増えますね。とくに自分より若い世代の話をじっくり聞くことは効果的。今まで知らなかったことや刺激を与えてくれる情報に敏感な姿勢は、脳をイキイキとさせます。