2019年2月27日 16:00
親が認知症と感じたら、日常生活で持つべき“家族の心得”5カ条
【1】早めに受診し、適切な治療を!
認知症が疑われたら、まず専門医を受診すること。適切な治療や介護を受けるには、アルツハイマー型認知症など、どのタイプの認知症かを診断してもらうのが不可欠。
【2】介護保険など、サービスを積極的に利用しよう!
家族だけで認知症の人を介護することは難しいので、介護保険等のサービスの利用は積極的に。サービスは家族の息抜きだけでなく、本人が社会と接することができる大事な機会。
【3】サービスの質を見極める目を持とう!
介護保険サービスは利用者や家族が選択できるのが利点。質の高いサービスを選択する目が必要。トラブルがあったときは泣き寝入りせず、冷静に訴える姿勢を持つことも大切。
【4】恥じず、隠さず、ネットワークを広げよう!
認知症の人の実態をオープンにすればどこかで理解者、協力者が現れるはず。
公的な機関や私的なつながり、ネットの情報も上手に使い、介護家族の思いを訴えることも必要だ。
【5】往年の“その人らしい日々”について考えよう!
認知症だからといって、その人の人生を否定してはいけない。やがてくる人生の幕引きも考えながら、その人らしい人生が続けられるよう、家族で話し合いの機会を持つこと。
「もしかして認知症?」という疑問を感じたら、何よりもまず、すぐに病院へ行き受診を。
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