2019年3月29日 06:00
人間関係の悩みに疲れたら口に出したい“仏陀の言葉”とは
瞑想の効果は科学的に実証されるようになった。たとえば、GoogleやFacebookなど世界の名だたる企業が研修に取り入れる「マインドフルネス瞑想」は、脳の海馬や扁桃体に影響を与え、不安やストレスを軽減させることが明らかになっている。
「『慈愛の瞑想』は、ブッダの言葉を唱えるだけの瞑想方法ですが、それだけでオキシトシンと呼ばれるホルモンの分泌を促すことがわかっています。オキシトシンは“幸せホルモン”とも呼ばれ、幸福感をもたらしストレスを軽減するホルモンとして注目されています」
慈悲の瞑想は、自分の幸せだけでなく、自分を嫌っている人、自分が嫌っている人の幸せまで願うもの。すべての生命の幸せを願うことが自分自身の幸せや健康につながると、科学的に証明されているのだ。
【慈悲の瞑想】
ブッダの言葉を用いた慈悲の心を育てる瞑想。合掌して次の言葉を口に出して唱えてみよう。外出中なら、心の中で唱えるだけでも大丈夫。
愛情ホルモンの分泌でギスギスした感情がほどけ、他者に対し寛大になれる。私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私は幸せでありますように(3回繰り返し)