食事で美肌を作るために意識してとりたい「タンパク質食材」
牛でも鶏でもいいけれど、いちばん栄養価が高いのは豚で、1回につき100グラム(手のひらからあふれない程度)とるのが理想です。ただ、好き嫌いが分かれる食材なので、最初は無理なく食べられる量から始めてみて。と言いつつ、焦がしてでも、タレにどっぷりつけてでも、飲み込んででも……というくらい食べてほしい食材ではあります」
【カツオ】
「タンパク質のほか、魚の中では鉄分が断トツ。理想は刺身やたたきなどの生食で、いわゆる市販の刺身1パックを1人でペロリと食べていいほど。苦手な人はマヨネーズやにんにくと一緒にいただくか、それも無理な場合は、かつお節やかつお節粉をサラダやごはん、みそ汁などの料理なんにでもかけて。常温で持ち運べるのも便利です」
【その他】
豚肉、カモ肉、ラム肉、鹿肉、馬肉、ハツ、釜揚げしらす、ちりめんじゃこ、食べる煮干し、煮干し粉。
「ブリやサケは血合いの部分も、シシャモやサンマはワタも食べたほうが好ましいですね」
柴先生はこれらの“タンパク質”食材を、“タンパク質”の消化を助ける食材を一緒にとることもすすめている。“タンパク質”の消化を助ける食材は次のとおり。
【大根】
「ジアスターゼという成分が消化を助けてくれます。