2019年5月27日 11:00
飲食店の座敷席でも…4種類あった「女性の水虫」ここでうつる
日本の“国民病”と言ってもいい水虫。2人に1人が女性だという。梅雨が始まるこれからの季節、特に女性は注意が必要だ!
「年々、水虫に悩む女性が増えています。クリニックにもたくさんの女性が来るようになり、今では、男女比率が1対1くらいですね」
こう語るのは、水虫治療に詳しい「わかばクリニック」(東京・六本木)の廣瀬能華さん。推定患者数は2,500万人。日本人の5人に1人が感染しているといわれている水虫は、ちょうど6月から夏にかけて、患者数のピークを迎える。
一般的に、“おじさん”がサウナや銭湯などで感染するというイメージだが、女性が急増しているのは、健康や美容に気を使う人が増えたことが背景にあるという。
「じつは水虫の原因である『白癬菌』は、温泉の脱衣所など、人が“素足”で集う場所なら、どこにでもいます。
近年、スポーツジムやヨガスタジオ、岩盤浴などに行く女性が増えていますが、こういう素足になる場所で過ごすことで、水虫に感染してしまうのです」(廣瀬さん・以下同)
これらの施設に行かない人でも、これからの季節は注意が必要だ。
「サンダルやパンプスなどを素足で履く人も多いでしょう。