ビューティ情報『専門医伝授「アミノ酸豊富!骨だしスープで腸内フローラを再生」』

専門医伝授「アミノ酸豊富!骨だしスープで腸内フローラを再生」

(城谷院長・以下同)

’14年には、アメリカ食品医薬品局が、クロストリジウム・ディフィシル感染症の標準治療として、条件付きで腸内フローラ移植を第一選択とすべきという指針を出したことから、さらに認知度が広がったという。

ところで、腸内フローラ移植とは具体的にどのような治療を行うのか。城谷院長が解説する。

「現在、大学病院などで行われる従来の治療法は、健康なドナーから提供された便を生理食塩水でろ過して、その腸内細菌を含んだ菌液を大腸内視鏡を使って患者の腸内に移植します。一方、われわれの研究会では、効果をより高めるために、菌液の生成に工夫を加え、特殊な水を使った菌液を使う治療を行っています。そして内視鏡ではなく、腸カテーテルを肛門から挿入し注入する、注腸方式を採用しています」

移植時の痛みや、副作用の心配なども気になるところだが……。

「痛みや副作用はほとんどありません。1回の治療時間は約1時間。
実際に腸カテーテルが入っている時間は5分程度。点滴をするようなイメージです。これを原則6回行います。患者さんにとって、負担の軽い治療法だと言えます」

現在、「腸内フローラ移植臨床研究会」と提携する医療機関の中で、移植ができるクリニックは全国で15カ所。

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