ビューティ情報『歯の健康と生きがいも大切!九大教授が教える「糖尿病」予防』

2019年8月14日 06:00

歯の健康と生きがいも大切!九大教授が教える「糖尿病」予防

とはいえ、いまだ特効薬もなく、未解明な部分が多い認知症。そこで今回、久山町研究の研究責任者である二宮先生に、現在までの調査結果から得られた認知症の予防法を聞いた。

■歯の健康を保つ

「過度なダイエットは避け、筋肉や骨のもとになる良質なタンパク質を、大豆や卵、魚などでしっかりとってください。筋力や骨密度が低下すると、足腰が弱まって活動が鈍ります。その結果、脳の働きが衰え、認知症のリスクも高まるのです。また、食事をしっかりかむためには“歯”の健康を保つことも必要です」

栄養素の取り方も重要だ。

「主食はカップ麺で、足りない栄養はサプリメントで補う、という方もいますが、栄養素は食品からとるのが好ましいと思います。外食でもかまいませんが、バランスを考えてメニューを選んだり、献立を考えたりする行為そのものが、生活にハリをもたらし、認知症のリスクを低下させることにつながります」
少なめにしたほうがいいのは、米と酒だ。


「米の摂取量と、認知症の発症に明らかな関連性が見られたわけではありません。しかし、一定の摂取カロリーのなかで、米の摂取量が多いほど、予防効果があるほかのおかずの量が減ってしまい、栄養バランスが崩れることになります。

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