2019年9月9日 11:00
医師すすめる、脳を活性化させる「ぶくぶくオイルうがい」
萎縮させないためには、脳を刺激して、心地よくしてあげるのがベスト。多くの患者さんからも心地よいと好評なオイルプリングは、認知症予防にも効果的だと思います」(長谷川先生・以下同)
オイルプリングは、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダを起源とした、オイルで口をゆすぐ自然療法。現在、確かなエビデンスはないものの、長谷川先生によると、「毒素排出」「免疫力アップ」「唾液の分泌量が増加」「口臭除去」「顔のリフトアップ」の一般的な効果が期待できるという。
「論文がないため、オイルプリングは効果がないという歯科医もいますが、脳に与える刺激という意味で、私は十分効果があると思っています。私が3カ月に1度、歯科医院で口腔内チェックをしてもらうと、『きれいに磨けています』『汚れがきちんと取れています』と褒められます。これも3年間毎日欠かさず、オイルプリングを続けているおかげでしょう」
オイルプリングの具体的なやり方を見ていこう。やるタイミングは夜寝る前か、朝起きたとき。植物性オイルを大さじ3分の1〜3分の2(5〜10ミリリットル)口に含み、10〜20分ぶくぶくとゆすぎ続ける。
ガラガラと喉うがいをするのはNG。