ビューティ情報『50代以降女性に多い帯状疱疹 救急車を呼ぶほどの激痛とも』

2019年9月14日 11:00

50代以降女性に多い帯状疱疹 救急車を呼ぶほどの激痛とも

患部が“おでき”のようになるには時間がかかることもあり、「すぐに診断がされにくいことも多々ある」という帯状疱疹。さらに恐ろしいことに――。

「男性より女性のほうがかかりやすく、とくに50代から急激に患者数が増えるといわれています。そしてここ数年、発症率が上がっているとも。痛みは『救急車を呼ぶほど』といわれるとおりのもので、後遺症が長引くと『うつ』になる人も多いというんです……」

かかったらなんとも厄介そうなこの病気、村田さんを診断した、中野皮膚科クリニックの山根理恵先生に解説してもらった。

「幼少期に水ぼうそうにかかり、体内に侵入した『水痘帯状疱疹ウイルス』は、治った後も体の中に一生、潜伏し続けます。免疫力があるうちは問題ないのですが、加齢に加え、ストレスや疲れで免疫力が低下すると、ウイルスが活動を再開して増殖。これが引き金となり帯状疱疹を発症します」

つまり、子どもが最初にかかるのが「水ぼうそう」で、大人になってからなど、その後に発症するのが「帯状疱疹」なのだそう。
そして、50代以降の女性は、急に帯状疱疹にかかりやすくなるという。

40代まで、1,000人あたりの発生率は男性2.49人、女性3.04人と僅差だが、50代では男性4.02人、女性6.69人と、男女間では1.6倍、世代間では2倍以上の差が開くのだ。

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