2019年10月23日 11:00
50代の6割悩む夜のトイレ 回数増と死亡リスクに関係か
50代で約6割、60代以上になると約8割の人が夜中にトイレに起きているという(日本泌尿器科学会調査より)。
「原因には、内臓の機能低下や、水分の取りすぎなどがありますが、約3分の1が『過活動膀胱』によるものです。これは自律神経が乱れることによって、膀胱の収縮機能が正常に働かなくなってしまう状態を指します」
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれる。交感神経の働きにより膀胱に尿がたまり、副交感神経の働きが尿意をもよおす。これらが乱れると膀胱の働きをコントロールできなくなってしまう。
「更年期の女性は自律神経が乱れやすく、過活動膀胱になる恐れが大きくなります。ひどい人は、昼間も8回以上トイレに行ったり、間に合わず漏らしてしまうようなこともある。そうなると、尿意への恐れから、外出を控えることでストレスがたまり、ますます症状が悪化するなんてことも……」
泌尿器に関するデリケートな問題なので、人に相談できずに悩みを抱えている女性も多いそうだ。
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