ステージ1生存率99.8%「乳がんは“治りやすい”」と医師
を受けない人が多いのです。せっかくの早期発見の機会を逃すので、必ず精密検査とセットで受けることが肝心です」(東先生)
また、進行した大腸がんについても、近年劇的に、薬物治療が進化している。
日本ではまだ数少ないオンコロジスト(腫瘍内科医)で、抗がん剤のエキスパートである武蔵野徳洲会病院の佐々木康綱先生によると、「EGFR(上皮成長因子受容体)ががん細胞膜上に発現している大腸がんには、10年ほど前に抗体薬が登場して治療成績がかなり向上しました」
この先、大腸がんはますます「治りやすいがん」となりそうだ。