ビューティ情報『「血流」「内臓」「自律神経」…難聴の患者に共通する3つの不調』

2019年11月20日 11:00

「血流」「内臓」「自律神経」…難聴の患者に共通する3つの不調

「現代人の多くは緊張やストレスで自律神経が乱れがちですが、その乱れは『血流の悪化』や『内臓疾患』とも密接に結びついています。これら3つの要素はそれぞれが深く関わり合いながら耳の健康を左右しているのです」

また、加齢による聴力の衰えには「酸素不足」も深く関わっているという。

「呼吸によって取り入れられる酸素量は加齢によって減少し、50代では30代のときに比べて35%、60代になると40%減少します。当然、耳の細胞に行き渡る酸素の量が減少するので、耳の機能を衰えさせてしまうのです」

最近ではスマホにかじりつき、うつむきがちで呼吸が浅くなっているために酸素不足の人が増えているというから、これまで以上に難聴が早まる可能性も!

さらに携帯音楽プレーヤーやスマホを使い、外出先でも大音量で音楽を聞く人が増えたことによる「イヤホン難聴」にも、今野院長は警鐘を鳴らす。「内耳にある有毛細胞は、ふだんでも1秒間に最大2万回ものスピードで激しく振動する器官です。あまり大きな音を聞き続けていると、やがて損傷してしまいます」

実際に、今野院長のもとには30代にして難聴という人も訪れるとか。つまり、聴力の衰えに加齢は無関係ではないが、「年をとれば、誰もが同じように聞こえなくなるものでもない」

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