2019年11月20日 15:50
1分あればできる「難聴」予防エクササイズ、自律神経も整える
「現代人の多くは緊張やストレスで自律神経が乱れがちですが、その乱れは『血流の悪化』や『内臓疾患』とも密接に結びついています。これら3つの要素はそれぞれが深く関わり合いながら耳の健康を左右しているのです」
難聴の3大原因は「血流の悪化」「内臓疾患」「自律神経の乱れ」。つまり、これらを改善すれば、耳もよくなるというわけだ。そこで、今野院長が提唱するエクササイズのなかから、今回は特におすすめのものを教えてもらった。
【エア縄跳び】
(1)軽くひざを曲げて立ち、両手で縄を持っているかのように、両ひじも曲げる。
(2)床からあまりつま先が離れない程度で、かつ、かかとはしっかりと床から離れるように軽く上下にジャンプする。
(3)その際、手はジャンプに合わせて、前や後にくるくる回す。
「ジャンプは有酸素運動のため、心肺機能を鍛えます。
心臓のポンプの動きが活性化されれば血流はよくなりますし、肺機能が高まれば呼吸が深くなり、自律神経のバランスも整うのです。さらに、ジャンプすることで物理的に胃腸を刺激するところもポイントです。消化の最終行程をになう腸の働きが鈍ると、代謝を含むすべての機能が低下し、血流も悪くなってしまうからです。