ビューティ情報『「追いだき」避ける、「鼻呼吸」…日常でできる「のどケア」法』

2019年12月18日 11:00

「追いだき」避ける、「鼻呼吸」…日常でできる「のどケア」法

一般的には風邪の予防法として知られているが、「気道クリアランスによって気管からのどまで上がってきた異物を出す、という側面もあるんですよ」と生島先生。巷では、うがい薬をはじめ、塩水うがいや緑茶うがいの効果がよく比較されているが、ぬるめの水道水で十分だという。

さらに、日々の生活のなかでできる「のどケア」はまだまだある。まずはなんといっても禁煙だ。

「たばこといえば肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクとしておなじみですが、肺炎も無縁ではありません。長年喫煙している人は肺や気管支に傷が集積して、気道クリアランスの機能が低下しています。当然肺炎にかかるリスクも高くなり、喫煙者が肺炎にかかるリスクは、非喫煙者の2倍とも3倍ともいわれているのです」

仮に自分は吸わなくても、夫や家族に喫煙者がいる場合は「受動喫煙」に要注意。たばこの点火部から立ち上る副流煙は、喫煙者本人が吸い込む主流煙よりも有害物質を多く含むとされているからだ。


「当然、そうした有害物質の影響も無視できません。さらに最近では、たとえたばこを吸っていないときでも、日常的に喫煙する人の呼気や汗に混じって皮膚から有害物質が蒸散するという『3次喫煙』まで問題になっているのです」

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