ビューティ情報『高血圧や夜間頻尿…脳の老化だけじゃない寒い家の健康リスク』

2020年1月15日 15:50

高血圧や夜間頻尿…脳の老化だけじゃない寒い家の健康リスク

冬に断熱住宅で暮らすことは健康リスクから身を守るうえでとても重要なのです」

また、伊香賀先生の研究によると、寒い住宅で暮らす人は熱いお風呂に入る確率が1.7倍も高く、危険な入浴をしている人が多いと指摘する。

「熱いお湯に長時間つかると、体温は高くなりすぎてしまいます。最悪の場合、浴室で熱中症になり、意識を失って溺死してしまうことも。実際に、お風呂場の事故は冬場に多くなるんです」

さらに夜間頻尿になりやすくなるなど、寒い家にはさまざまな健康リスクが潜む。

【“脳の老化”だけじゃない!寒い家の健康リスク】

(1)心不全や心筋梗塞の原因である高血圧になりやすい
(2)家の中で動く時間が減り、認知症のリスクが高まる
(3)65歳以上の場合、要介護度が上がりやすくなる
(4)熱いお風呂に入るようになり、浴室で熱中症を起こす
(5)過活動膀胱による夜間頻尿になりやすい

では、私たちは長生きするために、いったい何度の家に住むのが正解なのか。

「WHO(世界保健機関)は寒い家が肺炎や心筋梗塞のリスクを高めるとして、冬の最低室温を18度以上にすべきだと強く勧告しています。しかし、日本の冬の平均室温は居間で約17度。

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